あなたも応援したくなる!|僕の心のヤバイやつ

コミックス紹介





コミックス紹介第一弾は、僕の心のヤバイやつです。

くりゅたん
くりゅたん

アイキャッチ画像は描いて貰ったのですが、イッチが骨折してる5巻の頃で山田が通してない袖を掴んでるところが良いですよね!!(オタクの叫び)

皆さんには、このコミックスを是非とも読んで欲しいので、僕ヤバの良さを伝えていきたいと思います。2023年04月にアニメ化もするので、アニメも要チェックですよ!

作品紹介・推しポイント

  • 作品紹介

中二病でクラスカーストも高くないモブな主人公の市川(男)が、クラスカースト最上位のモデルをしている山田(女)に恋をして、両片思いするお話。中学生同士の初恋物語ですね。

少しずつ少しずつ関係を進展させようと丁寧に書いているので、1~2巻部分で脱落してしまうかもしれませんが、3巻からはもう両片思いになっているのでどんどん話も盛り上がっていって面白くなっていきます。1巻あたりは絵柄が苦手という人も居るかもしれませんが、各巻の絵柄を見て貰えば分かりますが見やすい絵柄にすぐ進化して行きます。ここら辺は後でも述べますが、作者がなるべく多くの読者に届けようと頑張っているところですね。

雰囲気を掴むには、こんなツイートもよく作者がしてるので見てみると分かり易いですね。

  • 推しポイント

見どころは、両片思いな部分ではあるのですが、共感よりも応援したくなるところですね。登場するキャラクターに悪い人物は居ないのでストレスなく読めるのも良いところです。

陰キャな主人公っぽいですが、非常に前向きで自身が山田とは釣り合わないという劣等感を持っているけれど、読者からしてもそんな事思ってるのお前くらいだよ、山田にはお前しかいないよ!と応援したくなるくらい気持ちの良いキャラクターになっていきます。

自分が読むきっかけになったのがこのツイートで、このツイートを見た後に即1巻を電子書籍で買い、翌日には本屋で単行本を購入しました。

伝わる人にだけ伝わってくれ……。

僕ヤバの連載はWEB連載なので、最新話はマンガクロスで読めます。

リンクバナー的なものが今はSNS前提なので、ツイッターカードを表示しました。

作者紹介

ここでは作者の桜井のりおという人物とその他作品を簡易紹介します。

桜井のりおというペンネームですが、女性の作家です。

代表作としてよく挙げられるのが「みつどもえ」という作品で、週刊少年チャンピオンで連載されたもので2回もアニメ化しています。恐らく「僕ヤバ」がアニメ化されたら(されなくても)、代表作として名を連ねることになると思います。

他にも、僕ヤバと並行して「ロロッロ」を連載するなど、かなり活動的に過ごしていましたが2023年現在は僕ヤバのみに絞って連載活動をしています。

過去作は、今の作風とは全く違い……というより、過去作の作風が1巻あたりでまだ残っている形ですね。ギャグ漫画をメインに描かれる方なので、その軽妙さは僕ヤバにも上手く活かされています。ただ、過去作を同じ作風として期待して買うと、下ネタや割と変態的な内容が多く、僕ヤバから入った方は打ちのめされる可能性がありますので注意して下さい。

作者の戦略的な展開について

こちらの内容は、どちらかというと個人的な推測・考察が多分に含まれているので、読み物として楽しんでいただければと思います。

作者が作風を大きく変えたことは、ギャグ漫画では読み手が限られてしまうという限界を感じたのかもしれません。僕ヤバを連載するにあたり、沢山の人に届けようと、またSNSを駆使して定期的にバズらせる事で認知度を上げていった手腕は見事だと思います。

特に本編よりは手を抜きつつも、きちんと見せられる絵でずっと描き続けることで、最終的にはモーメントにも収まりきらなくなり、ツイヤバまとめとして、Amazonで無料配布するまでになりました。

こちらは無料で見れるので、どんな作風かを知りたいと思ったら、こちらが入門にちょうど良いです。

同時連載していた「ロロッロ」も、僕ヤバが育ってくると、どこに力を入れるべきかの選択をされたのではと勝手に思っています。作者が大事に大事に育てている作品というのが伝わってくるのも、この作品の推しポイントですね。

2023年04月のアニメ化で人気は確実に爆発的に伸びると思います。ちょうど「その着せ替え人形は恋をする」と似たような形になるのではないでしょうか。

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