次に来る!なろう漫画「Dジェネシス ダンジョンが出来てから3年」

コミックス紹介





次に来る!なろう漫画シリーズ第三弾!「Dジェネシス ダンジョンが出来てから3年」をご紹介します。所謂な異世界転生ものではなく現実世界がファンタジー化した世界観の作品です。
現代世界ダンジョンものは割となろうではいくつか有名なのがありますが、その中でも現実世界に即して描かれている作品です。2023年02月現在3巻まで刊行されており、続刊となっています。
コミックウォーカーで1~3話が配信されているので、気になったらまずはこちらからどうぞ。

題名:Dジェネシス ダンジョンが出来てから3年
原作:之貫紀
漫画:平未夜
オススメ度:★★★★☆
属性タグ:なろうコミカライズ、現代世界ダンジョンもの、現代世界ディティールがきちんとしている、仕様検証をする漫画、スキルオーブを売買して億万長者

作品紹介・推しポイント

  • 作品紹介

現代世界でダンジョンが発生した世界のお話です。
なので、現在に地続きの世界観なので、法律など色々な制約がきちんとかかってきます。話自体はご都合的な部分が多いにありますが、適度な現実の煩わしさ・制約を出すことで上手く話にリアリティを出せています。主人公は世界最強クラスのスキルオーブを偶然手に入れ、スキルオーブの時間経過で消えてしまう前に自身に使い、事実上の世界最強クラスの能力を手に入れます。ただ単純に強いという能力ではなく、ダンジョンの世界の法則を解明することが出来るような数値化できる能力だった事で、能力検証をし続けていくと、得たスキルの真価に気づき、活用していくというお話です。

登場人物が主人公一辺倒ではなく、相棒の三好やダンジョン管理をしている公的機関などが出て来てそれぞれの立場がきちんと描かれることで世界の解像度を上手く上げています。
さらには世界の機関・組織の思惑などの入り乱れた関係はなかなか複雑ですが、複雑化し過ぎない中で話がテンポ良く進むので、異世界はそろそろ飽きてきたという人にオススメです。

  • 推しポイント

冒頭のゲームの仕様を検証するような地道かつ仮説と検証を繰り返していくのが個人的に割と好きなポイントです。なろうにありがちな、すぐに快楽的な内容に走らない所が良いですね。
登場人物が主人公だけの独り善がりで話を進めることなく、相棒の三好と二人で解明してサービスとして提供し莫大な資産を得るという一連の流れなど、きちんと社会人らしい社会人として主人公らが描かれているのが好感できます。

ストーリー紹介(若干のネタバレ有り)






1巻ではラッキーで途轍もなく強力なスキルを手に入れてしまう展開とともに、そのスキルを解明していく為の検証をしていくという流れになります。社畜やーめた!からの一気に成功へと辿り着く流れはさすがなろうという感じですが、程よくリアリティを出す為の制約を描いているので、なろう臭さを上手く消しています。この巻では成功するまでの道筋を整理していく流れが描かれます。






2巻ではスキルオーブをオークションとして提供するサービスを立ち上げた主人公と三好。一気に億万長者へとなっていくと共に、色んなしがらみが発生していったり、利用しようとしてくる輩が接触してきたりするように現実の煩わしさも出て来ます。得た活動資金に対して小市民な主人公らは特に生活を一変させるでもなく、スキルの解明をする為に多額の資金を投入していきます。






3巻では、少しずつ色々な世界情勢に巻き込まれ始めるところが描かれます。
ロシアで初めて発見された異世界言語理解というスキルオーブにより、軍事関係者の中で色々な情報が流れており、その真偽を確認したい各国が躍起になって同スキルオーブを取得しようとしています。その話が主人公らに伝えられ、異世界言語理解のスキルオーブの取得を依頼されることとなります。すぐには出来なくとも、依頼を受けることにした主人公らは準備を進めていくことに……。

小説について

元々小説家になろうに投稿をしていたので、現在でもなろうにWEB版があります。
コミックスを読んで続きが気になった場合には、読んでみるのも有りだと思います。
ノベル版も存在しており、こちらは2023年02月28日に7巻が出る予定です。





入りやすさで言えば、コミックスからのがやはり入り易いので、コミックウォーカーで読んでみたり、電子版は色んなサイトでも1巻は安く買えるクーポンなども多いので活用してみることをオススメします。

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